洞窟生成物

 酸をおびた雨水に溶けた石灰分は、地下の洞窟で再び石に返ります。飽和状態になった石灰分が方解石という結晶になり、石を作ります。
 場所に違いにより形が変わります。形の違いから、鍾乳石、石筍、石柱、リムストーン〔畦石)、フローストン(流れ石)、花状石灰華、ヘレクタイト、ケイブパール、浮遊カルサイトなどと呼ばれています。
 水が少しずつ残した結晶が作る石ですので、たいへん長い時間がかかります。もちろん条件の良いところでは比較的早く成長し、悪いところでは逆に溶けるというようなことも起こります。また、いろいろな不純物の混じり具合の違いから色も変化に富んだものとなります。純粋な方解石は白色で、半透明です。
 鍾乳石の断面は、右の写真のように年輪みたいなものが見えます。しかし、これは成長線ですが、年輪ではありません。