こけ虫化石

 こけ虫は1mmぐらいのたいへ小さい虫ですが、それがたくさん集まって群体になり、環境に適応していろいろな形に変化し、たいへん大きな群落を形成したことが博物館の調査で分かりました。
 こんな生物礁はこけ虫礁と呼ばれています。こけ虫はひとつの種の生存期間が長いものが大半ですので、フズリナ化石やサンゴ化石のように時代を決める示準化石にはなりません。しかし、環境に敏感に反応して形を変えるために、環境を知る示相化石としたはたいへん重要です。
上 網状の化石
上右 表面の群体 
左 群体断面の顕微鏡写真
群体がさらに群体を作ったこけ虫。比較的波の強い所に棲んだとされる
棒状の群体のこけ虫化石