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石灰岩は炭酸カルシュウムから出来ているため動物の骨を保護します。洞窟や割れ目は骨化石の保管場所のような働きをします。
50〜15万年前には、東洋ゾウ(ステゴドンゾウ9)、楊氏トラ、ヒョウ、ニッポンサイ、ノホンモグラジネズミ、シカマトガリネズミ、タイリクハタネズミ、タイガタビネズミなどがいました。東洋ゾウなどは中国大陸からインドネシアなどの温暖な地域の森林に棲んでいた動物ですので、日本列島は大陸と陸続きで、暖かかったとされています。
15~3万年前には、トラ、ナウマンゾウ、ヤベオオツノシカ、ニホンムカシジカ、ヒグマ、オオカミ、ニホンモグラジネズミたちがいました。これらの動物はリス氷期からウルム氷期にかけて大陸から来たとされています。おもに彼らは中国大陸の北部の草原地帯からで、前の東洋ゾウ動物相に比較すれば寒い地方の動物ばかりでした。
昭和47年12月に美祢市の宇部興産伊佐工場の採石場に開いた洞窟な中から、多量の骨化石が発見されました。この化石はヤベオオツノジカの2頭分のもので全骨格の約33パーセントの骨が保存されていました。この化石を元に、幻のオオツノジカの全体が分かり、在りし日の姿が復元されました。
3〜1万年前には、ナウマンゾウ、ムカシマンモス、ヤベオオツノジカ、ニホンジカ、ヒグマ、ツキノワグマ、オオヤマネコ、オオカミ、オコジョ、テンなどがいました。前の時代から続けて生存していた動物に新たにオオヤマネコなど寒い地方の動物が加わりました。昭和37年にはこの時代のものと考えられていた人骨が美祢市の栗山の竪穴から発見されました。動物を追って人類もやってきて棲んでいたのでしょう。
1万年前〜現在では、それまで棲んでいた動物は絶滅し、現在いるような動物が中心になってゆきます。海面が上昇して日本列島は島国になりました。ちょうど、ウルム氷期が終わり、気候が暖かくなり気候は大きく変化して、動物相が変わりました。現在もたくさんいるイノシシ、ウサギ、タヌキ、アナグマ、ニホンジカ、ニホンザル、イヌ、ツキノワグマ、テンなどです。おそらくカワウソ、オオカミ、オオヤマネコはごく最近まで生き延びていたはずです。縄文人が滅ぼしたと考えられるかもしれません。 |
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