俳優の渥美清さんが亡くなられ、その代表作である”男はつらいよ”も、聞くところによるとどうやら終焉を迎えることになったようです。
はじめて”男はつらいよ”を観たのが、ちょうど大学受験を控えた正月、１４作目の”寅次郎子守り歌”でしたから、すでに２０年も前の話になるわけで、それ以来公開される”男はつらいよ”はたいてい劇場で観ることにしていました。
あれだけの長大なシリーズですから、いつかは終わりの来ることであろうと、また、４７作目の”拝啓 車寅次郎様”あたりから寅さんの衰えが気になりだしてはいたのですが、渥美清さんの死で終わりは突然やってきました。
私自身、柴又に近い、金町、綾瀬に十数年住んでいたこともあって、あの”男はつらいよ”の新作には二度とお目にかかることができないのかと思うと、残念です。
そこで、９月某日思いを込めて柴又の帝釈天、参道、江戸川べり、などを散策してみました。
